世界一周旅行までに準備する7のこと

世界一周旅行に出発するまでに準備する7のことを書きます。しっかり準備をするかしないかで旅の楽しさに差がでると思っています。
通常の旅行と違って、どんな準備をすべきか、私の経験から書きます。

世界一周旅行までに準備する7のこと

  1. 行きたい国をリストアップ
  2. 自分の行きたい国に合わせて4種類の世界一周旅行券から旅行券選ぶ
  3. 具体的なルートを組む
  4. 旅行券を予約
  5. 世界一周旅行券でカバーできないルート分の航空券を予約
  6. 参加する現地ツアーの申し込み
  7. ホテルを予約

1.行きたい国をリストアップ

まずは、行きたい国や都市を思うがままにリストアップします。私の旅の目的は「世界の絶景を観る」でした。また、転職のタイミングで1ヶ月半という期間の制限があったので、限られた期間で普段働いている時には行けない国へ優先的に行きたいというのがありました。また、体力的にも歳をとってからは行くのが体力的に厳しい場所も優先的に考えていました。
必然的にリストアップされたのは南米に偏っていたと思います。ヨーロッパや北米は、歳をとってからでも行けるし、働いていても1週間の休みがあれば行けるので、優先度は低かったです。
この時点で30ヵ国位が上がっていました。

次のこのリストに○△で優先度を決めます。○は絶対に行く外せない国、△は行けそうだったら行きたい国といった感じです。
この時点では○を中心に荒めにルートを組んでおきます。

2.自分の行きたい国に合わせて4種類の世界一周旅行券から旅行券選ぶ

大体の訪問国が決まったら、航空券を手配します。航空券は世界一周旅行券というものを使います。その名の通り、世界一周分の航空券がセットになった旅行券です。アライアンス毎に発行されていて、全部で4種類あります。金額やルールがそれぞれ異なり少し複雑です。ネットでも情報が少なかったので、ここは本で調べるのが確実かなと思います。最近では、そこそこ大きな本屋に行けば、関連の書籍が並んでます。

世界一周旅行に関しては専門の旅行代理店もありますが、手数料がかかってしまいます。プロにサポートしてもらわないと不安という方は別ですが、これから世界を自分一人で旅することを決めたのであれば、ここを人任せにしてしまうよりも、自分自身で旅を組むことにチャレンジした方が良いと思います。

ちなみに、私はビジネスクラスでの世界一周を考えていたので、以下の書籍を参考にしました。本を読んでみると、いかにビジネスクラスで行くことにメリットがあるかがわかりますので、エコノミークラスで行くか、ビジネスクラスで行くか迷っている方はお勧めします。

私の行きたい国が南米に偏っていたこともあり、迷いなくワンワールドアライアンスの旅行券に決めました。ワンワールドは、大陸制のチケットで、6つの大陸のうち訪問する大陸の数で金額が変わります。マイル制では、距離によって金額が異なるので、南米などの長距離であれば、大陸制にメリットがあります。
また、南米の最大手であるラタム航空がワンワールドに加盟しており、南米大陸に強かったことも選んだ理由になります。

(※)残念ながら、2020年4月にラタム航空はワンワールドから脱退してしまいました。私が世界一周旅行をしていた2020年1月〜2月がギリギリのタイミングでした。

3.具体的なルートを組む

次に具体的なルートを組んで行きます。
ワンワールドアライアンスでは航空券の予約サイトが準備されています。最終的には電話をして予約する必要があるので、ネットでは仮の予約のような感じです。
ワンワールドエクスプローラー世界一周旅行券サイト

私は毎日のようにこのサイトにアクセスをしてルートを検討しました。大変でもあるのですが、この時間が一番楽しいですよね。どこに行こうか、何をしようかと毎日ワクワクしながらルートを組んでいました。
ルートを考えても、ワンワールド旅行券のルールに合っていなかったち、そこに飛行機が飛んでいなければ意味がないので、このサイトで検索をかけつつ、検討しているうちに、ルールや飛行ルートなどの知識も身についてきました。

出発近くになると人気ルートは航空券が埋まってきてしますので、こちらも3ヶ月位前までを目処に予約をできると良いと思います。

4.旅行券を予約

ルートが決まったら、最終的にはJALに電話して予約をします。
私の旅のルートはこんな感じで決まりました。ネットでそのまま買えれば良かったのですが、私が手配した時点の2020年1月時点では電話で予約でした。

日本(羽田)→ アメリカ(ニューヨーク)→ ペルー(クスコ、オリャンタイタンボ、マチュピチュ)→ ボリビア(ラパス、ウユニ、アタカマ)→ チリ(イースター島)→ アルゼンチン(カラファテ)→ モロッコ(マラケシュ、フェズ、シャウエン、カサブランカ)→ ポルトガル(リスボン)→ 日本(成田)

予約する前のおすすめとしては、JALのクレジットカードを発行することです。旅にはクレジットカードが必須ですが、なぜJALカードが良いかというと、マイルを貯めることができるということです。世界一周旅行券は通常の航空券に比べてお得ではありますが、エコノミーで35万円、ビジネスで80万円程します。ここでマイルを貯めないのはとてももったいないです。
私は今回ワンワールドに決めたのでJALカードを発行しましたが、スターアライアンスであればANAカードなど、自分にあったカードを発行することをおすすめします。

また、カードを発行することのメリットとして、航空会社の上級会員を目指すことができる点です。
ビジネスクラスで世界一周することで、上級会員に必要なFLY ONポイントのほとんどを獲得することができます。実際に、私は世界一周旅行をした年にサファイアを取得して、上級会員になることができました。
サファイアを取得すると、JALグローバルクラブ(JGC)に入会することができます。JGCに入会すると、JALカードを保有し続ける限り、永久に上級会員でいることができて、空港ラウンジを使えたり、優先搭乗できたり、手荷物の優先引き渡し、マイルのボーナスがあったり、とたくさんのメリットがあります。
カード発行には審査があり時間がかかるので、早めに申し込みしておくのがおすすめです。

5.世界一周旅行券でカバーできないルート分の航空券を予約

ワンワールドの予約サイトを検索してみるとわかるのですが、世界一周旅行券は基本的に国際空港間を飛行している旅行券がメインで、その国の国内線はほぼありません。そのため、国内線は別でとる必要があります。また、最大16フライトまで、各大陸でのフライト制限にも気をつける必要があります。
そのため、国内線の細かな移動分の航空券を別で手配します。

私は、スカイスキャナーを使って、最安値の航空券を検索していました。このサイトでは金額を検索するまでで、実際の購入は各代理店のサイトで行うことなります。あまりに安すぎて、海外の怪しい代理店もあります。連絡が取りずらいなど、旅の途中でのトラブルは避けたいので、価格を見つつも、なるべく名前を聞いたことがある代理店から買うようにしていました。

6.参加する現地ツアーの申し込み

次に、観光スポットをリスト化して、自力で行ける場所、行けない場所を選別します。自力で行けない場所は現地ツアーを検討します。私はベルトラというサイトをよく使っていました。世界中の現地ツアーが掲載されていて、南米などのニッチな場所でもツアーがあり、ともて便利です。価格もお手頃なので、基本的には現地ツアーはこの会社を使っていました。

海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】

現地ツアーでは迎えが来なかったなどのトラブルはよくあります。日本と違って海外では時間ルーズです。実際に、私もアルゼンチンのカラファテで迎えが来なかったことがありました。その時も、きちんと返金の対応をしてくれましたので、その点は安心でした。でも、実際には、その日の観光がまる潰れになってしまうケースもあるので、いくら返金対応してもらっても、観光ができないというダメージは大きいですが・・・。

7.ホテルを予約

航空券、現地ツアーの手配が終わったら、最後に作成したルートに沿ってホテルの予約をします。私がメインで使っていたのはBooking.comとExpediaの2つです。サイトによって料金が異なるので、両方を検索して価格の安いものを予約していました。

予約方法としては、多くのホテルではキャンセル可能なものとキャンセル不可能なものがあります。当然キャンセル不可能なものがお得に予約できます。短期間の旅行でしたら問題ないのですが、長期の世界一周旅行ではスケジュールに変更が発生する可能性もあります。

私は、とりあえず全工程のホテルを下調べしてお気に入りなどに保存しておきます。実際に予約をするのは旅の前半部分のみにしておき、残りの後半部分は旅をしながら予約をしていくスタイルにしました。
どうしてもこのホテルに泊まりたい!といったようなホテル目的であったり、シーズンでホテルが取りずらいなどがなければこの方法をお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA